短距離は苦手です。

学生時代は陸上部に所属していたので「足速いんだ〜」とか言われることもあるのですが、滅相もございません。瞬発力のない長距離ランナーでした。しかもその瞬発力のなさが破滅的。ラスト200メートルまでトップで走っていても、結局ラストの切れ勝負でごぼう抜きにされるというのが得意のパターンでした(泣)。
そのせいなのか、競馬も長距離戦・消耗戦のレースが好きです。


さて、前置きが長くなりましたが、今週はマイルG1・マイルCS毎日王冠ウォッカを負かしたスーパーホーネットが人気を集めています。
しかし、ウォッカを破るほどの状態で臨んだレースから1ヶ月。その状態を維持できているかがカギですね。あるいは、毎日王冠ウォッカの状態がまだ万全でなかったところにポイントを置くか。
基本的には、短距離・マイル戦線を戦ってきた馬よりも、中距離の一流どころと良い競馬をしてきた馬が好成績を残しているのが近年の流れ。
秋天4着のカンパニーは確かに強い内容でした。舞台が変わって今回は直線平坦の京都。コース替わりで前が止まらないということを考慮しても、秋天のような後方待機策では難しい。他の馬にも言えることですが、最終コーナーの位置取りがカギですね。
でもメンバーを見ると中距離戦線を戦ってきた馬ってカンパニーと、3歳馬の2頭、それからカナダのラーイズアトーニーだけなんだよねえ。あとは短距離戦線組。素直にそこでの実績重視でいいのかな、という気もします。


◎ マイネルレーニア
世代評価が低い4歳牡馬・実績は千四に集中、そういった割り引く要素を加味しても、鞍上の佐藤哲三がなんとも不気味。京都で先行したらわからない。人気面でもおいしい。


○ カンパニー
秋天の内容は素直に評価。心配なのは間隔が短いこと。


▲ スーパーホーネット
相性が良いことと大きなところを獲れるかは必ずしもイコールではない。


△ ローレルゲレイロ
△ エイシンドーバー
△ ラーイズアトーニー
△ スマイルジャック